まこら先生と下僕たち

仔うさぎまこら先生の日常

ケージフリーのうさぎになるまで その2

ケージフリーうさぎへの道のりは長いのです

 

さて。

それまで下僕のいない時と夜はケージで過ごしていただいていたまこら先生が、去勢手術をきっかけに、ケージには戻らずサークル内で自由に過ごすようになったくだりまでを前回書いておりました。今回はその続きです。

 

去勢手術後、1週間の辛い辛いエリザベスカラー生活を経て、晴れてカラーの外れた我がうさぎ様。

 

え?ケージ?帰りませんよ??

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ですから絶対帰りませんって。f:id:mahoragaa:20201206122647j:image

 

先生の意志の強さに折れて、その後もサークル内で自由に過ごしていただくこととなりました。ケージはその後も数か月ほど未練がましく残していたのですが、野菜が欲しいアピールをするとき以外は存在を完全に無視されてしまい、やむなく撤去。ケージには、怖いことがあったら飛び込めるシェルターを目指してもらっていたつもりが、そんなに嫌いでありましたか、先生‥。

 

往時のまこら先生

や・さ・い・ほーしーいー!

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ゲット!

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※ケージ拒否以降、ケージ内のトイレも完全に使ってくれなくなったため、最後はトイレの代わりにぬいぐるみ設置してました。

 

これで満足されたかと思いきや。

 

アナウサギの野望ぅおおーっ

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掘ってます。
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縄張り拡張に燃えるうさぎが爆誕

 

当時、先生がカーペットを齧らないように、わらマットをサークルの境界に敷き詰めてました。しっかりと効果はあったのですが、わらマットを猛烈な速度でかじり倒すため、それに負けない速さで買い替える必要がありました。あと掃除大変。

 

それにサークルで部屋の一部を囲うと、下僕どもの生活圏もかなり分断されるんですよね。ルンバも掃除してくれないし。移動の都度サークルをまたぎ越えるのが面倒になり、ソファ周りに限定していたサークルを、リビング全体を自由に移動できるまでに拡張しました。

安全策として、壁際にサークルを設置してコード類を隔離し、先生の歯の届くコードは全て保護。

 

これで多少落ち着くかといえば。。

 

束縛を嫌う男。

うおおぅー!

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あっちにいきたぁいいい!

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※サークルの向こうについても、万一脱走に成功してしまった場合に備えて、コードは全て養生してました(水や牧草も置いてました。ありがたいことに事件はおきなかったのですが)。

 

結局、床をもうがちそうな先生の行動力にまたしても根負けし、仕切りとしてのサークルは撤去して、ドアで区切られたところまで自由に動き回れるようにしてしまいました。その後どれだけ行動範囲が広がっても、縄張りとしては、去勢手術直後に解放した当初のエリア、すなわち、ソファを中心とした限定的な場所で満足しているようなのですが。多分、行動を制限されてるのが嫌なんでしょうね。

 

広大な版図を欲する男。

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※王者の爆睡

 

ソファの上から床に転がる下僕を眺めるのも先生の日課となり。
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何か問題でも?

 

ただ、自由に暮らすということは、その分先生に危険が及びやすくなるということ。このため、先生の行動を日々注視しつつ、安全策には細心の注意を払っています。

 

  1. 部屋の隅をサークルで囲い、コード類等危険物を隔離
  2. 洗濯機等、探検時に潜り込みたがる場所もサークルでブロック
  3. 先生の歯の届くコードは全て保護材を巻く
  4. 携帯電話やタブレットの充電ケーブルを金属化(おすすめ)

 

最終的に、先生と一緒に寝起きできるようになったのは、最後の点、充電ケーブルの対策が出来たことが大きかったです。リビングでは下僕1がレインボー色、下僕2がゴールド、iPad用にブラックと、色を変えて使ってます。

 

 

自分の通り道をコードが横切っていると、邪魔!と、くわえて放り投げようとするものの、このケーブルになってから、噛み切られることは無くなりました。しかもこのコードに買い換えてからもう一年以上、どのケーブルも断線していないんですよね。これまでどんな強靭なケーブルも根本の部分が断線してしまって、半年も持ったことはなかったのですが。やや高かったものの、結果的には安上がりでした。(あくまで我が家での使用感です)

 

金属は興味ないの。

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 ※金属以外のケーブルを使用していた時は、この配置だと瞬殺でした。

 

コンセントの延長コードやアダプターなどでも、こういう強靭なコードが出て欲しいなあと待ち望んでいるのですが、今のところ見当たらないので、地道にコードをこういうやつでぐるぐる巻いて養生しています。

 

 

我がまこら先生に関していえば、柔らかめの噛み心地(充電ケーブルや有線のイヤホンケーブルなど)がお好きなようで、上記のような硬めかつ厚めのプラスチックには興味を示さず、この種のケーブルカバーについては攻撃することもなく安泰です。だからといって目につくところに放置はせず、カバーをつけていてもできるだけ柵などで囲って、うさぎさんから隔離するようにしているのですが。


相変わらず寝る時はソファ下に籠り、トイレはソファの上でされる先生。

 

トイレの場所を変えてもらうべく、牧草の脇や部屋の隅などなど、いろんなところに三角トイレを置いてみたのですが、どれも完全に無視されて終わりました。ソファ上は譲れないそうです(我が家の懸案事項)。

日々試行錯誤が続きますが、これはまた。

 

ケージがなくなって、先生は野菜が欲しい時にどうされるようになったのか、気になったあなたへのおまけ。

 

野菜寄越せー!
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自主的にキャリーに入って、柵をバリバリ

 

横から見るとこう。

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※下僕宅ではこの状態を 欲しいer と呼び習わしています。

 

では先生が最も欲しい気持ちを表したい時はどうなるかというと…

 

欲しいest

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野菜ちょうだい❤︎

 

※危険なのでこの状態になると何もあげずに降りてもらってますが、時折欲しい思いが込み上げるようで、キャリーに飛び乗ってつぶらな瞳でじっと見つめてきます(無論降りてもらう)

※後ろに映り込んでいるコードは、壁際にめぐらしている半透明のサークルの向こう側にあるものです。先生にかじられることなく、安心、安全。

 

 

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