まこら先生と下僕たち

仔うさぎまこら先生の日常

備忘: うさぎの飼育書について(第1回)うさぎと一生暮らす本、よくわかるウサギの健康と病気、他

急に先生をお迎えすることとなった時、イヌネコと比べて出版数が圧倒的に少ないこともあり、書店で比較検討したくてもそもそも置かれておらず、とりあえず買ってみたらやや的外れ、など、手元に置いて参考にする飼育書探しに予想外に手間取りました。というわけで、備忘を兼ねて良書を記録していくことに。

なお、実は昨日図書館にてさらにリサーチかつ気に入った書籍を複数購入手配したので、それについてはまた後日ご報告します。続報を待て。(いつだ)

 

なお他にも購入・読了済のものもあるのですが、ご紹介はどうかな、と思ったものは例によってひっそりと記載から外しています。 

*あくまで個人の主観です。 

 

今回は3冊のご紹介です。

 

1冊目:

うさぎと一生暮らす本―お迎えから介護まで…

うさぎと一生暮らす本―お迎えから介護まで…

 

 ウサギの育て方総論。仔ウサギから老年期のウサギまで、ウサギライフの全ステージが網羅されているため、ウサギの飼い方について右も左もわからない下僕たちにとって、概要をつかめる大変良い本でした(今も折に触れて参照)。ウサギ飼育書でどうしても一冊だけ、といわれたらこの本を挙げる、といううさぎ飼いさんも結構おられるのではないかと想像します。

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*まこら先生も熟読しています(うまそうな紙だな)

 

 2冊目:

うさぎ飼い初心者がいきなりこれを見ると動揺しそうですが(動揺した)、何かあったときに備えて1冊あると心強い本。

とにかくウサギは明らかに体調悪そうな様子を見せていたら既にかなりのクリティカル状態、とペットショップの方からも聞かされていたので、どんな兆候がやばいのか、どうすれば未然に防げるのか(何をしてはいけないのかを含む)を検討するための参考資料としています。悲しいかな、うさぎの病気のかなりの割合は飼い主の責任によるものだそうですし‥。

(なお、素人判断は危険なので、おかしいと思ったら本を手に取る前に携帯を手にとって病院に電話、としています)

このシリーズで飼育書が出ることを密かに期待しつつ。

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*某書店にて購入時、リアル買い物かごに入れた際の映像

 

3冊目:

幸せなうさぎの育て方

幸せなうさぎの育て方

 

 今回の最後に。エキゾチックアニマルを得意とされるLUNAペットクリニックの院長先生の執筆書。クリニックでの待ち時間に読んだため、熟読後の感想ではないのですが(そしてつい読み終えてしまったため購入前)、大変易しく解説してあり、それでいて必要なポイントはしっかり押さえているので、うさ飼い初心者で、まずは簡単に要点だけ押さえたい、という方には格好の入門書かと。

 

番外編: インターネット

House of Rabbit Society(英語)

https://rabbit.org

カリフォルニア州リッチモンドに拠点を持つ非営利団体の運営するサイト。

 

ウサギの発情期について調べていた時にこのサイトを見つけ、以来何かあるとここの記述にあたっています。なかなか、いや非常に参考になるのですが、いかんせん兎小屋な日本の住環境とは異なる前提の記載も多くて、そのまま我が家の先生に適用はできず。

日本のサイトでも網羅的かつ理論立てて解説しているサイトがあるのかもしれませんが、未だ見つけられていません。

 

書籍についても、もう少し柔らかくない飼育書もあると良いなと思ったのですが、それは今後、ペットとしてのウサギが日本でより受け入れられるようになれば出てくるものかと期待しています。

 

…などというブログの初稿を書いたのはすでに3か月前のこと、今やいくつか日本のサイトでも参考にさせていただいているものはあるのですが、それらの紹介は、冒頭で触れた追加書籍の紹介とともにまた後日に。 

 

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*下僕1の読んでる本(山田文雄「ウサギ学」)はわたしが未読のため今回の対象外としています。飼育書というより学術書だそうですが面白いとのことです(彼にとって、ですので、そうなのかとポチったりは決してしないように!)