まこら先生と下僕たち

仔うさぎまこら先生の日常

お悩み相談室

(あら、いらっしゃい。ちょうどお店開けたとこよ。あなたラッキーね。)

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先生、実は折り入って相談にのっていただきたくて。

 

(いいわよ。うちは明朗会計なの。3分ごとに乾燥野菜ひとかけ、30分を超えるとフルーツ食べ放題よ。)
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先生それお腹壊します。だいたいフルーツなんて乾燥りんごしか食べたことないじゃないですか。

 

ひとまず牧草もりもりにセット
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(いい香りね。それで話したいことっていうのは何かしら。)

 

実は最近仕事が忙しすぎて。
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(あらそんなことなの。日中忙しくても死ぬ気で頑張ればいいと思うけど、帰りが遅くなって私の晩御飯に影響があるのならすぐ辞めるべきだわ。)

 

いや先生、社畜の世界は大変なんですよ。そんなに簡単に辞めてたら、先生への貢ぎ物にも影響が。
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(それはだめよ。そうね、あなたが草食べれば何の問題もないんじゃないかしら。牧草少しは分けたげるわよ。はい解決!)

 

せ、先生それは。
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(もう仕方ないわね、私が手を貸してあげるわよ。ほら、うさぎの手。)

 

先生、借りられる限界は猫までです。うさぎ無理。
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(まあ失礼しちゃうわね。あんなケダモノと一緒にしないでほしいわ。)


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(帰るわ。乾燥野菜は後で持ってこなくてはだめよ。)


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先生退場。

 

(喉乾いたわ。)
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