Roomba i7+購入顛末記
ただでさえマメな人間ではないので、共働きの前提として、可能な限り家事はアウトソースしています。
なかでも結婚後、仕事に復帰するにあたってまず導入したのがルンバ様(敬称必須)
それまでほうきと雑巾で毎日掃除してもソファ下あたりになんとなく漂っていた綿ぼこりが、購入直後から完全に消え去ったのには感動したものでした。
注: 掃除機が嫌いでした。あの騒音と排気臭が苦手で。
初代ルンバ氏の問題点
- モーター音がかなりうるさい
- 吸引力はダイソンと決して比べてはならない
- 掃除中によく討ち死にする
- お手入れ大変
初代はこちらでした
ルンバ780です。
- 出版社/メーカー: iRobot (アイロボット)
- メディア: ホーム&キッチン
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このバージョンでも掃除エリアを設定できるのですが、それでも掃除エリア外設定しているはずの玄関に突入してその段差で力尽きたり、充電コードを取り込んで自縄自縛に陥るなどの事件が頻発してました。敷物もめっちゃ苦手でしたねえ。
今宵のケージ前。ルンバ氏座礁。
— 仔うさぎまこら先生 (@mahoragaa) October 3, 2018
仔うさぎまこら先生のために敷物を設置して以来、苦戦が続いている模様。 pic.twitter.com/nfmtTeyOg1
よく働いてくれるけど色んな意味で不器用な奴で、家電量販店で掃除機コーナーに行くと、ついつい他社(日本製)のお掃除ロボットのデモ機をいじって比べてしまってました。
日本製のお掃除ロボットは、ルンバを真似つつ日本人向けにカスタマイズしただけあって、小さいし静かだし、アナウンスの声も控えめでかわいいんですよね。
巨漢で陽気ないい奴なんだけど、空気とか読まないアメリカンな青年(ルンバ)と、体力なくてすぐ疲れるけど気がきくし小回りもきいちゃう真面目な若者(その他日本製)という感じか。
さて。
時折調子を悪くしつつもこれまで頑張ってくれていた初代ルンバ氏ですが、うさぎさんの主食である牧草にまみれた我が家を毎日掃除させられたのが応えたのか、ここ数か月はモーター音がひどくなり、ついには起動はしているものの掃除してないよね、徘徊してるだけだよね?という状態に。
最近は連日、カーペットをコロコロで、フローリングをほうきで掃除をする羽目に陥り、もうお歳だし出費は痛いがそろそろ買い替えかなと真剣に考え始めたのが2月の終わり。幸か不幸か同じタイミングでルンバの新製品情報をキャッチしました。
ルンバi7+
ルンバi7+ アイロボット 自動ゴミ収集 水洗い wifi対応 スマートマッピング ロボット掃除機 【Alexa対応】 i755060
- 出版社/メーカー: iRobot (アイロボット)
- メディア: ホーム&キッチン
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ルンバが集めたゴミを、クリーンベースなるタワー型のゴミ集積地(紙パック式)にためるので、ダスト容器が溜まるたびにゴミ捨てをする必要がないとな?!
早速家電量販店にてデモ機の動作確認。
注: 写り込んでいる巨大ボードはルンバ980のものですがデモ機はi7+です
当時ルンバi7単体なら既に発売されていたものの、クリーンベースが欲しい場合は後からは入手出来ず、セット(ルンバi7+)で買わないといけないとのことで、ほうき片手に待ちましたよ!
そして先週金曜日、ルンバi7+の発売日当日。
下僕1を呼び出して家電量販店から持ち帰るという暴挙でした。重いしかさばるのでよい子は真似しないように。
クリーンベースのおかげでこの巨大な形状でした。ちょっと持ったけど重いしぶつかるし辛い。下僕1すまなかった!ありがとう!
その夜は祝杯とまこら先生のお世話で終わりまして、開梱したのは結局翌日。
かっこよくなった!
家電屋からの帰り道に愛称も決めてました。
ご紹介します。ジョンです。
注: 気に入った家電には名前をつけてます
クリーンベースに帰還したご様子。うんやっぱりいい男。
初回の掃除の際の先生の様子はツイッターにあげてました。
ところでうちの初代ルンバ氏、歳のせいか最近仕事をさぼりがちだったため、発売初日にルンバi7+を入手しました。ゴミはクリーンベースに吸い上げてくれるし、間取りもすぐマスターしたし、音も静かになりまこら先生も警戒少なめで最高です。次は日本製とか内心思っててごめん。#ルンバ @iRobot_Style pic.twitter.com/kz6gYFD1vG
— 仔うさぎまこら先生 (@mahoragaa) March 11, 2019
などと前のめりでまず購入のくだりを書いてしまいましたが、日本製に買い換えるつもりだったにも関わらずルンバの後継機であるi7+に決めた理由は以下の通りでした。
注: 以下は家電量販店でのリサーチと実体験にのみ基づきますので、気になる方は別途ご確認ください。
- 段差の認識はどのメーカーもあまり変わらず、大体10センチ以上なら対応できる、逆に言えば段差の低い玄関についてはどこも苦手としていると聞いたこと(玄関については後記注も参照)
- 日本製の方が一般的に小回りが効くし、静音性の高いものもあるが、ルンバはその図体の大きさに見合うモーターを積んでいて、一回の掃除でよりしっかりゴミを除去できる(何回かに分けて掃除すればよいともいえる)
- 我々が使っていた先代(ルンバ780)と比べればずっと静か、より吸引力が高まっていた
- 数回の掃除で、フロアマップを作成・記憶してくれる(スマートマッピング)。スマホアプリから掃除の状況や、掃除する範囲を指定して起動させることができる
- 初代がしばしば巻き込んでいたコード類については、巻き込み防止機能がついた(ただしまだ巻き込まれたことはない)。他社メーカーでの同様の機能の搭載状況は未確認
- 掃除ロボット全般の問題点として、ゴミ捨てのめんどくささ(通常の掃除機と比べてダスト容器が小さい分すぐたまる)があるところ、クリーンベースに吸い上げてくれるので、ゴミの片付けという苦行からほぼ解放されること
注: 玄関について。
上記のとおり10センチ以下の段差はどのメーカーも苦手とするそうですが、お掃除ロボットが玄関でよく倒れている、という場合、玄関の靴を片付けておくだけでも改善することがあるそうです。すなわち、上がり框に靴を揃えて置いていると、それを平面と認識してしまって止まるべきところで止まらずそのまま突進して玄関に落ちることがあるのだとか。
掃除ロボットが玄関であなたの帰宅をしばしばお迎えしているのならば、一度おためしあれ。
なおクリーンベースなしでも、掃除機本体のダスト容器が水洗い可能タイプとなったので、ゴミ捨てはさほど大変ではないはずです。(先代は水洗い不可で、大体1週間程度でいっぱいになってました。さらに先代はいろんなブラシに毛が絡み付いたりしてその掃除がものすごく大変だったところ、メインのブラシがゴム製になり、この問題はほぼ解消している気が。)
ところですでに発売されているルンバ980の方がハイパワーモーターを搭載しておりより強力な吸引力なのだそうですが、我が家はうさぎさん用にカーペットを敷いているものの、本来はフローリングのため、そこまでの吸引力は必要としておらず、考慮の対象外としていました。
牧草はちゃんと吸い込んでくれますし、うさぎさんの遊び場に敷いているカーペットも綺麗に掃除してくれてますし、我が家はi7のパワーで充分でした。ちなみに先代ルンバ氏はカーペットの端をかなり巻き込んでけばけばにしてましたが、それもなくなったようです(今のところ)。
最近ずっと牧草まみれの廊下を見慣れていたところ、塵ひとつないとまでは言いませんが、ほぼ完璧に掃除されたお部屋に連日テンション上がってます。
静音性も増して、先生はますますルンバのことを気にしないようになってるしよかったです。ただし、ルンバ帰還後、クリーンベースでのゴミの吸い上げ音はかなりの騒音なので(昔の掃除機並み)、動物を飼っておられるご家庭ではクリーンベースの置き場所には留意されるとよろしいかと。
なおクリーンベースには半年分くらいためられると言われた気がするのですが、うちは毎日掃除するし、うさぎさんの牧草を日々あらゆるところに撒き散らしているので、多分もっと短いスパンで満タンになりそうです。
使用感でまた何かあれば追記しようと思いますが、今のところは快適の一言です。
ジョンがんばれ。
最近の先生とルンバi7+
まこら先生とルンバi7+のその後
— 仔うさぎまこら先生 (@mahoragaa) March 12, 2019
すっかりくつろぎの境地に。
先生:(騒々しいやつだが無害だな)
*器を扱う音の方が響いてます#ルンバ #うさぎ pic.twitter.com/vh9CVcKFJh
おまけ1
ルンバi7+開梱中、サークル外で下僕ふたりがかりで作業をしていたところ、退屈した先生がサークルの隙間に鼻を突っ込み、わたしも遊ぶと主張してきたので、束の間緩衝材の段ボールをあげました。
先生:(なんだこの巨大な物体は?)
おまけ2
初代ルンバ氏と同様のアングルで。
先生: (新入りか?)
*家具への当たりが柔らかくなったので、緩衝材としてのぐでたまクッションが不要となりました
ご参考: メーカー公式サイト